英文ワープロ シリーズ35 (4)

シリーズ35の第三世代は形状を一新し、キーボードと本体が分離している現在のPCに近い形になった。 縦長白黒 Displayと組み合わせて使う Model 15 (OA-S3600/3700)と、9inchの横長小型 Display と 3.5” FDが一体になった Model 10 (OA-S2410/2420/2520)があった。

Model 10はほぼ同時期にAppleから発売された Macintoshに良く似た形状であり、Series 35の中でもっとも成功したモデルであった。



また、3.5” フロッピーで下記のソフトウェアが販売された。独自OSと同時に毎回FDから読み込ませて使う方式であった。

1)基本Word Processor ソフト

2)3720エミュレータ(これでテレックス端末になった)

3)スペルチェック付きのWord Processor ソフト

4)ロングドキュメント対応Word Processor ソフト(これで複数カラムの文書が作れたりインデックスが作れたりした)

これとは別に汎用PCとして使えるように CP/Mも提供されたが、すでに業務用PCはPC-DOS (MS-DOS)の IBM PCが主流になっていた。 また同時に米国でのワープロ専用機の市場は汎用PCへの置き換えがすすんだのがシリーズ35が3世代で終了した理由でもあると思われる。

ちなみにシリーズ35の”35”はソニー創業35周年(1981年)を記念したものである。 3.5” FDDにちなんだものではない。

モデル名と仕様一覧

初代:

OA-S3300:メインメモリ64KB、片面倍密の3.5インチFDD、マニュアルでディスクシャッターをあけるタイプ。 Z80単一CPU.

二代目:

OA-S3400:片面倍密の3.5インチFDD、オートシャッター対応

OA-S3500:両面倍密の3.5インチFDD、オートシャッター対応

共に256MBメインメモリー。CPUはZ-80A。

(別売りの白黒ディスプレイには縦長のフルページ型と小型のハーフページ型があった。このディスプレイユニットには別のZ-80がディスプレイコントローラとして使われていた。)

S3500Manual

三代目: (CPUなどは2代目とほぼ同じ)
Model 10 小型ディスプレイ一体型

OA-S2410:片面倍密の3.5インチFDD1基搭載の低価格モデル

OA-S2420:片面倍密の3.5インチFDD2基搭載の標準モデル

OA-S2520:両面倍密の3.5インチFDD2基搭載の標準モデル
(ディスプレイ一体型なので、ディスプレイコントローラー用のZ-80も本体の基板上に実装されて、CPUが二個使われているように見えた。)

Model 15:ディスプレイ分離型

OA-S3600:片面倍密の3.5インチFDD2基搭載の標準モデル

OA-S3700:両面倍密の3.5インチFDD2基搭載の標準モデル

日本で発売されたときのカタログ (海外サイトで発見。現在そのサイトは消滅。)

日本で発売されたときのカタログ (海外サイトで発見。現在そのサイトは消滅。)

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