SMC-70 (1) Micro Computer 発売!

1982年、SMC-70というパソコンがソニーから日本で発売された。当時はパソコンといわずマイコンといっていたように思う。ソニーの製品名も Micro Computer だった。 SMC-70は 8bit のZ80をCPUとするパソコンであった。当時、日本ではNEC,富士通、日立、東芝、松下、シャープなど各社が様々な8bitパソコンを個人向けに出していた。代表的な機種はNECのPC-8001であった。また、海外では IBMが IBM-PCを出したり、日本IBMが日本用に 5550という 16bit PCを出したりしていた。 Appleはまだ Macを出していなくて、 Apple IIシリーズを出していた。 一応、8bitは個人が遊ぶために買うもので、16bitは会社の仕事用、という位置づけであった。

SMC-70は、いくつかの点で日本の他社のPCと違っていた。まず、英文ワープロと同じく 3.5” FDDを2台まで本体に搭載できた。(FDD無しのモデルもあった。)当時、他社はFDDは大きな8インチまたは5.25インチで、外付けの周辺機器だった。また、多くの8bit PCはそれすらもついていなくて、ソフトウェアはオーディオ回路で接続したカセットテープレコーダーでテープに記録したり読み出したりするものだった。

そんななかで、本体に内蔵された小さなディスクドライブに青いプラスチックのジャケットのディスクをいれてソフトウェアやデータを読み書きできる SMC-70はとてもかっこよかった。また、他社の8bit機と同様に内蔵のMask ROMに書き込まれた BASICインタプリターをFD無しで起動することもできたが、OSとして当時の主流であった Digital Reseach社のCP/Mを起動してその上で Sony BASICを起動することもできて「本物のコンピュータ」らしかった。

https://68kmla.org/forums/index.php?/topic/13038-original-ss-400k-floppy-disks/

3.5inch Micro Floppydisk の箱。(400K byte 片面 10枚入り) https://68kmla.org/forums/index.php?/topic/13038-original-ss-400k-floppy-disks/

またNECをはじめとする各社が MicrosoftのBASICを改造したものを搭載していたが、SMC-70は 独自に BUG社に開発させた Sony BASICが搭載されていた。

(その経緯について BUG社の側から書かれた記事は以下に)

http://www.bug.co.jp/about/20th/20th_23.html

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