SMC-70 (2) グラフィックス機能と拡張モジュール

SMC-70 国内カタログより (Tさん提供)

SMC-70 国内カタログより (Tさん提供)

SMC-70のグラフィックス機能は、他社が8色しか表示できないなか、パステルトーンの中間色を含む16色が表示でき、ゲームなどでより品位の高いグラフィックスを表示することができた。(当時なので 任意の場所に文字表示をするBit map displayではない。通常のBASICなどの文字編集はキャラクタジェネレータで文字や記号を表示するキャラクター表示面を使った。) グラフィックスモードでは320×200 pixel 16色表示が可能であった。この320×200という解像度はテレビ信号用のグラフィックスを表示する最低限度の解像度であったため、後述する派生機種では業務用ビデオの作成用にも使われた。

また、本体の後ろに Bus slotがいくつかあってメモリーは周辺機器を増設できるようになっていて、しかも増設カードはむき出しではなくケースにはいったカートリッジのような形で本体に挟み込む独特の構造だった。これは家電メーカーの製品として、むき出しの基板をユーザーに直接触らせるべきではない、という考えに基づく設計であった。その一方 IEEE-488のような計測器や機器制御にしか使われないインターフェースのモジュールも用意され、個人用から業務用のコントローラーまで幅広い用途に対応させよう、という意図があったようである。

外観もグレーとシルバーを使った角ばったプラスチックの形状で、カッコ良かった。キーボードも文字が白とグレーの2色のプラスチックで成型して刻まれている、という凝ったデザインであった。このように凝った設計であったため、当時のパソコンとしても高価な方で、カラーモニター、フロッピーディスクドライブなどと組み合わせた一般的な構成で定価合計は50万円を越えていた。

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