SMC-70G (5) 世界展開

SMC-70Gは日本国内だけではなく、北米地域向け (NTSC仕様)、欧州地域向け (PAL/SECAM仕様)、中国向け (PAL仕様)が開発され世界各地の業務用・放送局用機器の販売チャネルで U-Maticなどのビデオ編集システムの商品として販売された。欧州のPAL方式は北米日本のNTSC方式とは走査線本数やフレーム数が異なり、ビデオ信号のタイミング体系が異なる。そのため、PAL仕様のビデオ機器は基本設計から異なり、 SMC-70Gもビデオ信号関係の回路は変更され、PAL仕様のモデルは “SMC-70GP”という機種名になった。 PAL仕様の型番に “P”をつけるのはソニーの業務用機器の慣例であった。

 

SMC-70GPEuro12

SMC-70GP (欧州など PAL地域用モデル)

SMC-70GP (中国用 PALモデル)

SMC-70GP (中国用 PALモデル)

なかでも、中国向けは、中国語(簡体字)のフォント、文字入力システムなどを搭載して、中国語のテロップ挿入システムとして中国のテレビ局などに導入された。当時 (1985年ごろ)、中国でPCを販売する日本メーカーはまだほとんど無かったと思われる。 中国語は現在と同じようにピンイン方式でローマ字で入力することができた。当時、まだ珍しかったので、SMC-70G用の中国語ビデオタイトラーのソフトを日本用の SMC-777と組み合わせて、中国で簡易ワープロとして売る、ということもあったらしい。

 

中国語 ビデオタイトラー 説明

中国語ビデオタイトラー 説明

SMC-70GPChineseTitler2

中国語タイトル サンプル

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中