SMC-2000 (2) VIEW System

SMC-70Gの後継機種の一つであるSMC-2000は、 CPU に Intel 80186  (8086の周辺回路を一部内蔵したCPU. Clock 6MHz)を使った IBM-PC/XT 互換 PCである。 IBM互換性維持の心臓部である BIOSはソニー内で開発された。(当時はまだ Pheonix TechnologyなどはIBM互換 BIOSを売っていなかった。) これはソニーの最初の IBM-PC互換機である。 マザーボードや全体の構造はIBM-PCとは違う独自設計である。ハードディスクは内蔵できず、3.5インチ FDDを2台まで内蔵できた。  “SMC” という型番ではじまるが SMC-70シリーズとアーキテクチャー上の互換性はない。 RGB スーパーインポーザーを装着したSMC-70Gと同様に、外部から入力したビデオ信号に同期してRGBの出力をスーパーインポーズしてRGBモニターに表示することができた。

SMC-2000Front

SMC-2000 (1984年) フロントパネル 単純な箱型である。ビデオ出力の画質調整つまみがあった。

SMC-2000Rear

SMC-2000のリアパネル 業務用なのでビデオ入力が BNC コネクタ

 

 

対になる業務用ビデオディスクプレイヤー (LDP-2000)があって、その制御を RS-232cまたはIEEE-488経由でPC側からおこなって、ユーザーの操作で所定のビデオや音声を再生するようになっていた。ビデオディスクはアナログ記録であったが、ディスク一周にビデオを1 フレーム記録する CAVモードで記録すれば、任意のフレームにジャンプして動画静止画を再生するランダムアクセスが可能であった。このビデオディスクプレイヤーとSMC-2000をセットにして、2台重ねて側板をねじ止めして上にモニターをおけるようにしたパッケージを”Sony VIEW System” と呼んで業務用に1984年に発売された。

 

VIEWSystem

VIEW System カタログ表紙 (マウスが左手….)

 

写真でわかるように、エレガントなデザインであったSMC-70シリーズと違い、素っ気ない板金の箱にベージュのフロントパネルやスイッチが付いているだけの質実剛健な業務用デザインである。

 

モニターには他社製のタッチパネル(抵抗膜式あるいは赤外線式)を装着して、ユーザーが画面上のメニューなどさわることで操作できる構成や、ライトペンで操作する構成もあった。

VIEW-Config

VIEW System 構成図

 

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SMC-2000 (2) VIEW System」への10件のフィードバック

  1. この前にSONYロゴがついたIBM互換機があった様な気がする。あまりの出来の悪さかソニー設計ではなかった為歴史から抹殺されたのか?EIDSというのもあったね?何か忘れたが。

    いいね

  2. ピンバック: Videotex (5) NAPLPS | Good Old Bits

  3. ピンバック: Quarter/L (7) VOD と ODM | Good Old Bits

  4. ピンバック: CD-ROM (7) DVI, MPEG and Video CD | Good Old Bits

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