SMC-2000 (4) Interactive Video

ソニーはこの米陸軍のシステムとして開発されたものを基本にしたシステムを”Sony VIEW System” という名前で一般企業、教育機関などに売りこんだ。例えば下記のような顧客・アプリケーション用に販売された。

* Ford Motor Company , 車の整備マニュアルの電子化

* US Air Force , 陸軍と同様に機材操作のトレーニング

* 空軍士官学校、外国語学習

* Willson Learning 社、経営スキル・営業スキルのトレーニング

* Barkleys Bank, 社員教育用

* Tetra-Pak 社、社員教育用

VIEW-PC-Mag

Wilson Learning 社のソフトとともに Sony VIEW Systemを紹介する PC Magazine 記事

(1985 Oct.1)

 

このうち Ford は米陸軍に次ぐ規模で、こちらはディスクが20タイトルぐらい制作され、100台程度のテスト運用がされたと思う。

 

Ford-Taurus-1985

当時の Fordの人気車 1985年型 Taurus

 

これらの教育・トレーニング用途以外にも、小売店でのPOPや電子カタログの用途にも使われた。

いずれも、ユーザー側も手さぐりで開発した実験的なプロジェクトで大きなビジネスにはならなかった。当時、このようなシステムは “Interactive Video”と呼ばれていて、教育やトレーニング用に成長する市場だと考えられていた。 ソニーとしては、業務用ビデオ機器は単純な再生しかできない “Linear Video” 機器が中心であったが、米軍やフォードのような先進的ユーザーから Interactive Video のシステムが欲しい、という声があったので手持ちの技術を総動員して開発されたのが VIEW System であった。

VIEW-Catalog

いまひとつ決め手にかける当時のカタログ。

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