SMC-210 (1) ソニー初の Portable PC

同時期の1986年の商品に、ソニー初の Portable PC “SMC-210” がある。 米国で発売された。

SMC-210 カタログ

SMC-210 (1986) カタログ

 

これもIBM-PC互換機で、2台の 3.5’ FDDを内蔵していて 11.125インチの白黒液晶画面がついていた。 一応、折り畳み構造(クラムシェル型)で持ち歩き可能だが重量6キロとかなり重かった。また、2台のフロッピードライブ、電源部や大型のコネクタ類のせいで奥行きも長く、通常のブリーフケースにはいらず、専用のカバンがアクセサリーとして用意された。2台のフロッピードライブは使う時はポンと上に飛び出してきて手前からディスクをいれる構造であった。この FDDはソニー製ではなくシチズン製が使われた。

また液晶は当時としては高性能の鳥取三洋の11.125インチ 640×200 のモノクロ 8諧調のものが使われた。

飛び出る 3.5”FDD https://youtu.be/urVD1CGwF_c より

飛び出る 3.5”FDD
https://youtu.be/urVD1CGwF_c より

 

専用のケース

専用のケース

 Laptop PCとしてはかなり早期のモデルであったが、1985年に東芝が Dynabook T-1100というのを欧州で出していてその後塵を拝している。 また、業界初の IBM-PC互換ポータブル機は Data General 社の DG-1 という1984年のモデルである。東芝は 1986年に PC/AT 互換のハードディスク内蔵の T-3100という有名なモデルを出している。赤いプラズマディスプレイが大きな特徴であった。

 

 

東芝 T3100 (1986) カタログ

東芝 T3100 (1986) カタログ

 

 

実はこのSMC-210は企画はソニーだが設計製造は京セラのOEMであった。 これより数年前に京セラはNECの伝説的なWorkstation もどきPC (PC-100, 1983)を開発していたりもしていた。

 

 

 

 

 

 

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