MAVICA (3) Digital MAVICA

MAVICAのカメラ本体は1988年に一般向けの MVC-C1が発売されているが、あまり売れなかったと思われる。業務用の Pro MAVICAは 1992年のMVC-7000が最後のモデルである。

MAVICA-MVC-C1

一般向け MAVICA MVC-C1 (1988) http://www.funkygoods.com/garakuta/mavica/mavica.htm より

MVC-7000

最後の ProMAVICA MVC-7000 (1992) http://www.jrussbeauchamp.com/dcs/MVC-7000.php より

 

MAVICAというフォーマットはこれで終了したのであるが、後の1997年に意外な形で復活する。それは 3.5インチフロッピーディスクを記録媒体にする Digital MAVICAである。当時すでにMemory Stickに記録するデジカメ “Cybershot”は販売されていたのであるが、わざわざ大きな3.5インチメディアに記録するデジカメを作ったのである。日本では殆ど売れなかったようであるが、多少大きくでも単純明快なものを好む米国ではヒット商品になった。記録メディアを使うポータブル商品で、メディアを大きくして成功した稀有な例だと思う。

Mavica_FD5_4040

3.5″ FDを記録メディアにした “Digital MAVICA” MVC-FD5 (1997) https://en.wikipedia.org/wiki/Sony_Mavica

 

Digital MAVICAは一時期、好評だったので、ソニーは調子に乗って、さらに2000年にはなんと8 cm CD-Rに記録する Digital CD Mavicaという製品まで開発された。カメラの画素数があがり、3.5″ FD (1.4M Byte) だと数枚しか記録できなくなったからかと思われる。

Mavica-CD

8cm CD-Rに記録する Digital CD MAVICA (2000年) http://www.imaging-resource.com/PRODS/CD1K/CD1KFL1.HTM より

 
最初の試作機から20年間にわたり (途中5年のブランクがあったとはいえ) MAVICAはつくり続けられたのである。 1980年から2000年という、アナログからデジタルに以降する時期のソニーをよく表している商品かもしれない。

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