SIOS (3) 米国特許庁

SIOSは米国の特許商標庁 (PTO)用にまずプロトタイプが開発された。PTOに対してデモかサンプル提供はされたのではないかと思うが、商品としては納入されていない。

USPTO

Virginia州、Alexandria にある米国特許庁 (PTO)のオフィス群 だれかここにSIOS デモ機を持ち込んだのであろうか?

 

その後、この構成で、一般の企業向けに、書類管理システムとして販売しようとしたが、社内以外にユーザーはいなかったようである。また、同時期に電機各社が DRAWディスクを使った文書管理システムを特許庁などに売り込んだようであるが、どこも正式導入には至らなかった模様である。各社、記録メディアに書類を書き込む、という段階から先には進めなかったのではないだろうか。

 

SIOS-File

一般向けに発売された SIOS, 今のPCのようにみえるが、実は写真の机そのものが本体で、大量の基板が入っていた。

 

日本の特許庁はその後 1990年に世界で始めて「電子出願」を可能にして、1999年に特許を検索できる「特許電子図書館」が稼動している。

このSIOSそのものはビジネスとしては成立しなかったが、このとき、Unix Workstation,  Bit Map Display, LAN, PostScriptやレーザープリンタなど文書処理技術、光ディスク技術などを仕込んでおいたことがその後の NEWS Workstation などのネタになっていった。また、日本向けシステムを開発する過程で、Unix System Vの日本語対応も数理技研に依頼して行われた。

また SIOSとは別に、DRAW Diskを SMC-3000に接続したシステムが、日本の宇宙開発事業団に納入され衛星写真のバックアップを磁気テープからDiskに切り替える用途に使われた
また、同時期に、同じ追記型光学ディスクを使ってビデオ信号をアナログ情報で記録する Analog DRAWという装置もあったが、レーザーディスクの試作ぐらいしか用途はなかった。

 

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