HitBit WORD

HitBit WORD (HW-30)は HI事業部が1985年に開発した日本語ワープロである。当時は各社パソコンとは別に日本語ワープロを売っていた。富士通 「OASYS」,  NEC 「文豪」, シャープ「書院」 などのブランドで会社用のCRTディスプレイ内蔵のものが中心であったが、この時期に各社から個人用のポータブル日本語ワープロが発売された。特に東芝はポータブル専用のブランド”ルポ”で商品を出していた。

HW-30

HitBit WORD HW-30 (1985) グッドデザイン賞受賞

http://museum.ipsj.or.jp/computer/word/0043.html より

 

Rupo

東芝ルポ 初代 (1985) http://museum.ipsj.or.jp/computer/word/0055.html より

 

HitBit WORDは小型で持ち運べることを特長にしていた。本体をカバンのようにぶら下げるハンドルがついたデザインでグッドデザイン賞を受賞している。詳しい仕様はコンピューター博物館のサイトに記されているが、50音順キーボードがユニークである。表示は12文字1行のLCDしかなく、1200文字までしか文章は記録できなかった。本格的な文章作成というより、ちょっと家庭で活字体の文字を印刷して使うことができる、といような用途を狙ったものであったと思う。1行しか表示できないので、実際にはタイプライターのような使い方だった。HW-30は形状も英文タイプライターに雰囲気が似ている。

 

HitBitWord-Catalog

HitBit WORDのカタログ http://twisave.com/hiropapa00/2015/10/p:3 より

HW-40

後のVAIOと同様に背面から見てロゴが正立してみえる HW-40のフタの裏側。 (ヤフオクより)

 

HitBit WORDは 1985年に HW-30/HW-50の 2 モデルが発売され その後 HW-40, HW-80が発売されている。基本的な機能は同一で、デザインが変更されている。この HitBit WORD シリーズはソニーが企画してブラザーが設計製造したOEMモデルである。ブラザーは1年先行する1984年に「ピコワード」という似たような構造の製品を「日本語タイプライター」として発売している。

PicoWord

HitBit WORD HW-30 (1985) グッドデザイン賞受賞

http://zeak.air-nifty.com/main/2006/05/rother_1984_fb95.html より

 

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HitBit WORD」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: PRODUCE (1) PJ-100 発売 | Good Old Bits

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