PalmTop (4) 2号機 PTC-550

1991年には PalmTop 2号機 PTC-550 が発売される。

PTC550Cover

PTC-550のカタログ表紙より

 

これは基本機能、ソフトウェアなどはほぼそのままで、PTC-500からボイスメモ、ダイアラー兼用スピーカーなどの音声関係の機能と「しおり」などのハードキーを取り除き、軽量化 (1300 g -> 970 g) とコストダウン(定価 198,000 円 ->168,000 円)を実現したものである。形状も分厚い折りたたみ型から、現在のタブレットに近いものになっている。 また、液晶が反射型(バックライト無し)から半透過型でバックライトをON/OFFできるタイプに変更され視認性が向上した。バックライトは現在一般的なLEDや蛍光管ではなくELパネルを採用している。

PTC500vs550

PTC=500とPTC-550の仕様比較 (カタログより)

 

PTC-550用のデモビデオが制作されている。

PTC-500のビデオでは主人公は島耕作みたいな国際ビジネスマンっぽい雰囲気をだしていたが、PTC-550は公衆電話ボックスや自分で運転する車のなかで忙しそうにPalmTopで仕事をしている。もうちょっと地道なユーザーにターゲットを切り替えたのであろう。

PhoneBooth

公衆電話ブースのなかで PTC-550を使う営業風男性 (PTC-550 デモビデオより)

 

また、カタログ写真に外人女性が手書きの文字を書き込んでいるシーンがつかわれていて女性ユーザーも意識しているようである。

PTC550Catalog-Female2

ドヤ顔をする女性ジュエリーデザイナー (ちゃんとイアリングが現実になっている) (PTC-550 カタログより)

 

このハイパーDIME創刊号 (1991年1月号)には PalmTop (PTC-500)の記事が掲載されていた。表紙の写真を見ると「ジュリアナで踊るボディコンのお姉さん」と思うが、「ジュリアナ」は1991年後半の開店で、この時はまだない。当時、人気だったディスコは「マハラジャ」(麻布十番)とか「ゴールド」(芝浦)などである。

HyperDIME1991-01Cover

PalmTopの記事がでていた HyperDIME 創刊号 ( 1991.1月号)

PTC-550の想定ユーザー層にディスコで踊るお姉さんたちまで入っていたかどうかは不明であるが、若い男性が自己を演出する道具としての位置づけはあったと思う。

 

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PalmTop (4) 2号機 PTC-550」への1件のフィードバック

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