PalmTop (7) PTC-310

PTC-300発売の約半年後の1992年春に、派生モデル PTC-310が発売される。これは、PTC-300の基本仕様、構成などはそのままで、液晶カバーの部分をプラスチック製の堅いものから、ビニール素材の柔らかいものに変更したものである。

PTC300-310-3

PTC-300/310のカタログ表紙

 

なぜか、定価が65,000円から68,000円に値上げされている。バリエーションを増やすという目的であったと思われる。

PTC300Spec

PTC-300/310の仕様一覧表

また、この時期にメモリーカードで提供されるアプリケーションソフトが追加されている。

「六カ国語会話」「英和辞典」「国語辞典」「四柱推命占い(あみだくじつき)」の4タイトルが発売されている。これらは先行していた PTC-500,550 でも使用できたようであるので、内部のOSは3世代共通でAPIの互換性などは維持されていたと思われる。

PTC-App

PalmTop 各機種用のメモリーカードアプリ

 

同じ頃に人気商品だったのはシャープの電子手帳である。まだ「ザウルス」という名前になっていなかったが、1980年代からシャープの電子手帳は進化しつづけていて、この頃にに出た最上位機種 PA-9500 (DB-Zシリーズ,1990年)はカードアプリで電子辞書、テトリスなどが提供され、ペンで手書きスケッチを記録することもできた。ただし、手書き文字認識はまだできなかった。BASICのカードを入れればプログラミングも可能、モデムアダプタを介してパソコン通信に接続することもできた。価格も定価48,000円と電子手帳としては高いほうで、PTC-300/310はこのあたりを競合製品とみなしていたと思われる。

PA-9500

シャープの電子手帳の最上位機種 PA-9500 (1990年) http://kyoro205.blog.fc2.com/blog-entry-150.html より


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