Quarter/L (6) NetWare Server PCX-700

Quarter/Lは Netwareのサポートを特長としていて、特にPCサーバー分野では当時の国内最大手 NECと競合するようになっていた。サーバーといえば、最近では大型ラックにブレード型サーバーを何枚もいれて、さらにそれを何十台、何百台もデータセンターで稼動させる、というイメージであるが、当時のPCベースのサーバーというのはCPU1個のDOS パソコンに大容量のディスクとメモリーを搭載して、LAN経由で社内の数十台程度のPCクライアントから使う、というものであった。

用途も現在のようなWebサービス、データベースというようなものではなくて、共通のファイルサーバー、プリンターサーバーというような単純なものであった。

PCWEEK1992-04-04

NetWare サーバー PCX-700の広告 (PC WEEK 1992年4月4日号)

 

1990年に発表された PCX-700 シリーズのサーバーは世界で最初にIntel 486DX (33MHz)を搭載しソニー独自のメモリーコントローラーLSIを搭載するなどして、高いパフォーマンスが売り物であった。

LANEXPO92

社内のLAN EXPO 速報メモ (1992)

 

この図は当時の社内メモであるが、LAN EXPO (1992)の会場で NECのサーバーにベンチマークで勝った、と伝えている。このころ、国内のNewareサーバー市場というのは1万台ぐらいの小さな市場であったが、NECとソニーで競っていたようである。

PCWEEK

PC WEEK 1991年3月27日号 表紙

 

この頃搭載されていた Netware 3.x は 当時の DOSやWindows, MacOSと違い、マルチタスクOS (ただし協調型)で大容量のメモリー、ディスクを扱う効率が高く、当時の売り文句は「サーバー上のディスクアクセスの方がクライアント側のディスクより速い」であった。

Netware386

当時のNetWareの広告  (この「キャノン」は Macのことなのか? それともプリンター?)

 

この広告にあるように Macや Unixとも接続可能であったが、それぞれ、異なったプロトコルスタックがメインなので、複雑な変換ソフトウェアなどがあちこちで必要で、世界中なんでも TCP/IPの今とはちがいネットワーク管理は複雑であったと思われる。

 

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